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  • DTIサーバー構築13 「だめ絶対」

    メールサーバーを構築したら、絶対にチェックしておきたいのが、第三者のメール送信中継ができないかどうか。

    第三者中継チェック RBL.jp

    上記ページで、構築したメールサーバーのホストを入力すると、チェックしまくってくれて、

    第三者中継テストの結果
    全てのテストが行われました, no relays accepted.
    と表示されればOK。
    そうじゃなかったら、一旦メールサーバーを停止して、設定を確認しましょう。 

  • DTIサーバー構築12 「ね、言ったでしょ」

    DTIサーバーで、ドメインの逆引きを設定しておきましょう。
    逆引きできないドメインからのメールは受け取ってもらえない事もあるようです。
    公式サイトに説明があります。と、またさぼる。
    ServersMan@VPS 他社管理ドメインの逆引き設定

    色々なサーバーを使い分けようとすると、設定がややこしい。。。
    それに、DNSの情報がインターネット上に広まるまでに数時間かかるから、確認できるまでの時間がかかるし、面倒な作業だな〜。

  • DTIサーバー構築11 「ほんとに私なんだって」

    最近はスパムメール対策のために、メール送信するための制限が多くなってきています。
    その制限の一つ、SPF認証を設定しましょう。
    詳しくは次のリンク先をご参照ください。と、さぼる。
    なりすましメール撲滅に向けたSPF(Sender Policy Framework)導入の手引き

    やる事は一つ、DNSのデータにSPFフォーマットのTXTを入れる。
    私が使っているValue Domainの場合、「DNSレコード/URL転送の変更」で以下の一行を追加。

    txt * v=spf1 +a:mail.yourdomain.com ~all
    意味は、
    *
     全てのサブドメイン(サブドメインなしを含む)からのメールに対して、

    +a:mail.yourdomain.com
     mail.yourdomain.comというホストから送られたメールは信用し、
    ~all
     それ以外から送られたメールは信用しない。
    ということ。

     

    これで送信元が信頼できるかが分かってもらえる。

  • DTIサーバー構築10 「私に送りなさいよ」

    POP3サーバーのインストールの前に、
    rootやwebmaster等に送られる重要なメールは一般ユーザーの自分のアカウントに転送しておこう。
    /etc/postfix/main.cf内に次の行があれば、/etc/aliasesというファイルで、設定可能。

    alias_maps = hash:/etc/aliases
    もうおなじみのviで開こう。

    $ sudo vi /etc/aliases
    最後に次の1行を付け加えれば、重要なメールアドレスへのメールは全てあなたのメールボックスへ。

    root:           you

    複数人に送りたい場合は、次のようにコンマで区切って追加しよう。

    root:           you, yourpartner

    保存後に次のコマンドを実行しないと、反映されないからね。

    $ sudo newaliases

    root@yourdomain.comにメールして、あなた宛にメールが届けばOK。

  • DTIサーバー構築9 「メールしてね」

    SMTPサーバーはSENDMAILでも良いのですが、色々やりたいのでPostfixをインストールします。
    色々やりたいだけで、どんな色々があるのか、全ては知らないのですが。

    まず、インストール。

    $ sudo yum -y install postfix

    インストール後に設定ファイルを編集。

    $ sudo vi /etc/postfix/main.cf

    ファイル内の次の部分を変更。

    myhostname = mail.yourdomain.com
    mydomain = yourdomain.com
    myorigin = $mydomain
    上から、メールサーバーのホスト名、ドメイン名、送信元のドメイン名

    サーバーが対応するネットワークは、全て。

    inet_interfaces = all

    サーバーが信頼するネットワークは、ホスト自身のみ。

    mynetworks_style = host
    mynetworks = 127.0.0.0/8

    サーバーが対応する宛先。
    自分自身のドメイン以外に、サブドメインも指定出来ます。
    ただし、メールボックスは区別されずに同じフォルダに配信されます。

    mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost, a.yourdomain.com, b.yourdomain.com
    配信先を、各ユーザーのホームにフォルダを作成して指定するには、以下のように設定します。

    home_mailbox = Maildir/

    クラッカーから身を守るために、少しばかりの抵抗。

    smtpd_banner = $myhostname ESMTP unknown

    最後に、SMTPサーバーをSendmailからPostfixへ交代させます。

    まず、標準で動いているSENDMAILを停止します。

    $ sudo service sendmail stop
    sm-client を停止中:                                        [  OK  ]
    sendmail を停止中:                                         [  OK  ]

    メールを処理するソフトを切り替えます。

    $ sudo alternatives –config mta
    2 プログラムがあり ‘mta’ を提供します。
      選択       コマンド
    ———————————————–
    *+ 1           /usr/sbin/sendmail.sendmail
       2           /usr/sbin/sendmail.postfix
    Enter を押して現在の選択 [+] を保持するか、選択番号を入力します:2

    Postfixを起動させます。

    $ sudo service postfix start
    postfix を起動中:                                          [  OK  ]

    自動起動の設定も行います。

    $ sudo chkconfig sendmail off
    $ sudo chkconfig postfix on

    最後に、サーバー外の自分のメールアドレスに、メールしてみましょう。

    $ mail you@example.com
    Subject: test
    テスト
    .
    EOT

    本文の最後はピリオドだけで改行して下さい。
    メールが来たら、返信してみましょう。
    返信されたメールのチェックはこんな感じ。

    [username@newhost ~]$ mail -f Maildir
    Heirloom Mail version 12.4 7/31/08.  Type ? for help.
    “Maildir”: 1 message 1 new
    >N  1 You                  Fri Jul 26 23:34  49/2495  “Re: test”
    & v 1
    & quit
    “Maildir” complete

    “v 1″で1番目のメールがviで表示されます。
    次は、POP3サーバーのインストールかな。